第16回日本がん・生殖医療学会学術集会を開催しました
2026.3.12
2026年2月21日(土)・22日(日)の2日間にわたり、当講座(奈良県立医科大学 産婦人科学講座)の木村 文則 教授が大会長を務め、『第16回日本がん・生殖医療学会学術集会』を開催いたしました。
会場となりました「奈良春日野国際フォーラム 甍~I・RA・KA~」は、緑豊かな奈良公園の中心に位置し、東大寺や春日大社などの歴史的建造物にも隣接する風光明媚な施設です。古都・奈良ならではの落ち着いた雰囲気の中、皆様をお迎えできたこと、そして活発な学術的交流を深めていただけたことを心より嬉しく思います。
今回の学術集会では、「原点に返る~がん治療および生殖医療の発展と多種職協働を見つめなおす~」をメインテーマに掲げました。 近年、がん治療の目覚ましい進歩により、若年がん患者様の予後は大きく改善しています。それに伴い、「妊孕性温存」が極めて重要な課題となっています。がん治療医と、生殖医療を担う産婦人科医や泌尿器科医らの連携はもちろんのこと、薬剤師、看護師、胚培養士、臨床心理士など、多職種によるチーム医療が不可欠です。本学会では、そうした連携の「原点」に改めて立ち返り、これからの多職種協働のあり方を中心に、各分野のエキスパートを交えた活発で意義深い議論が展開されました。
会期中は、全国各地から500名を超える医療関係者の皆様に奈良までご足労いただき、大盛況のうちに幕を閉じることができました。各セッションでの熱気あふれるディスカッションを目の当たりにし、この「がん・生殖」分野に対する皆様の熱意を改めて実感した次第です。
現在、当日会場にご来場いただけなかった方や、もう一度見直したいという皆様へ向けて、2026年3月30日(月)までオンデマンド配信を実施しております。多職種協働セッション(看護師、薬剤師、心理士部門)や、胚培養士による長期保管セッションをはじめとする、魅力的な11のプログラムがご覧いただけます。現在、800名を超える医療関係者の皆様のご登録があり、そのうち半数は医師以外の職種の方々です。配信期間中も新規登録が可能ですので、当日の熱い議論の模様をぜひご視聴ください。詳細やご視聴につきましては、学術集会のページをご覧ください。

https://jsfp.eventworks.jp/on-demand-info
最後になりますが、本学術集会の開催にあたり、多大なるご協賛・ご支援を賜りました関係各所の皆様、ならびにご参加いただいた皆様に、この場を借りて心より深く感謝申し上げます。奈良県立医科大学産婦人科学講座では、一人でも多くの患者様の未来を支えられるよう、日々の臨床・研究活動を通し、邁進してまいります。今後とも変わらぬご指導、ご鞭撻のほどよろしくお願い申し上げます。
