医学生フォーラムで性教育・ジェンダー教育について発表しました（医学科6回生 Yくん）

2025年5月24日に第77回日本産科婦人科学会学術講演会医学生フォーラムに参加させていただきました。きっかけはポリクリで産婦人科を回っていたときに、松岡先生にお誘いいただいたことです。元々将来は救急科に進もうと考えていたので少し悩みましたが、なかなかできない経験だと思い参加してみることにしました。

学生フォーラムでは1班10人で12班に分かれ、3つのテーマについて4班ずつ発表するという形式でした。私の班に与えられたテーマは「性教育・ジェンダー教育の在り方について」でした。事前に2回のオンラインミーティングを行い大まかな方針を決定し、各自で性教育・ジェンダー教育を広めるためのアイデアを考えました。学会に向けて性教育・ジェンダー教育について調べていく中で、日本は性教育が遅れていることや、包括的性教育というより広い概念が存在するということを学びました。当日は各自のアイデアを突き合せてスライドを作成しました。班の他のメンバーの発想は豊かで、面白いアイデアやきれいにまとまったスライドに驚かされました。他の班の発表も素晴らしく、様々なアイデアときれいなスライドに加えプレゼンのスキルも高く、同じ学生なのにすごいなと思いました。私たちの班の発表は最後だったので多くの先生方に聴いていただけて、とても緊張しました。残念ながらベスト賞は取れませんでしたが、先生方にはいい発表だったとお褒めの言葉をいただき嬉しかったです。

学会に向けて調べることでテーマについての知識がついたのはもちろん、当日の発表準備で他大学の学生と関わることができたのがとてもいい経験になりました。みんなスライド作成のスキルが高く、意欲的な人たちで一緒に作業するのがとても刺激的で、充実した1日をすごすことができました。

学生フォーラム以外の時間を使って色々な発表を拝聴しました。教科書には載っていない最先端の話や症例報告を聞きとても面白く、もっと勉強したいと思いました。

夜には先生方に食事に連れて行っていただきました。ポリクリではあまり関わることがなかった先生方ともお話できて、産婦人科医の生活について色々なお話を聞けました。実習だけでは知れないお話を聞くことができたのも貴重な経験になりました。

普通の学生生活ではなかなか味わえない貴重な経験をさせていただき、参加できてよかったです。このような機会を与えてくださり、お忙しい中スライドのチェックをしてくださった松岡先生をはじめ、面倒を見てくださった産婦人科学講座の先生方には感謝の気持ちでいっぱいです。本当にありがとうございました。