医学生フォーラムでA Iを活用した医療について発表しました(医学科6回生 Tさん)
2025.6.9

2025年5月23日(金)から25日(日)に岡山で開催された日本産科婦人科学会及び日本産科婦人科学会医学生フォーラムに参加させていただきました。
医学生フォーラムでは1グループ10人程度に分かれ、1時間程度のzoom会議2回と当日1時間だけという限られた時間の中でテーマごとにアイデアを作り上げ発表を行いました。私たちのグループに与えられたテーマは、「A Iを活用した新しい産婦人科医療について」でした。
まずは、A Iがどのような分野で活躍することができるのかを考えました。診断支援やリスク予測・管理、遠隔診療サポート、文書業務の効率化など臨床現場への導入はもちろん、学生や若手の教育・トレーニング、患者コミュニケーション、研究支援などの場面への導入案が出ました。自分で案を考えたときには、臨床現場への導入をメインに患者とのコミュニケーションが向上する機器を出すことで精一杯でしたが、教育現場への導入や研究支援など自分とは異なる視点からの案や、自身が持っていない他分野と関わったアイデアなど他大学の学生と関わることで、たくさんの刺激を受けることができました。すごく限られた時間の中で、10人の意見を統合し、どのアイデアをメインにし、その他の考えをどのように盛り込むか、またどのような発表構成にするかをまとめるのが最も難しかったです。また、同じテーマの他の班の発表を聞くのもとても興味深かったです。同じテーマに対して異なる切り口のアイデアを聞いたり、同じ観点からのアイデアでも発表の構成の仕方によって伝わり方に違いを感じたりすることが多くありました。今後の発表の機会には、今回感じた点を活かしていきたいと感じました。
夜には二日間とも先生方とご飯をご一緒させていただき、奈良医大の産婦人科についてや、A Iが台頭するこれからの時代において何が重要になるかなどのお話や、プライベートとの両立など初めてお会いした先生方もとてもフレンドリーに話してくださり、とても楽しい時間を過ごすことができました。
このような貴重な機会をいただき本当にありがとうございました。松岡先生をはじめとして、事前の準備や現地での引率など教室の先生方に大変お世話になりました。心から感謝申し上げます。