【海外留学連載】留学先のテキサス州ガルベストンと大学について
2026.2.26
奈良県立医科大学産婦人科学講座の博士研究員、竹田善紀です。
今回は、僕の留学先であるテキサス州ガルベストンと、研究室のあるUniversity of Texas Medical Branch(通称UTMB)についてお伝えしたいと思います。
ガルベストンは、テキサス州のメキシコ湾岸に位置する島(Galveston Island)にあります。歴史的には重要な港町であり、19世紀後半に貿易や移民の玄関口として栄えていました。大学周辺には歴史的な建築物が今も残っており、往時を偲ばせます。現在は、その歴史とビーチを活かした観光地としても賑わっています。また、クルーズ船の寄港地としても有名で、大学の目の前には3つのクルーズターミナルがあります。毎日出航していくクルーズ船を窓から眺めながら、「いつか乗れたらなー」と思っています。
気候は温暖です。12月から2月にかけて滞在していますが、平均気温は10〜18℃ほどで、とても過ごしやすい印象でした。ただし湿度が非常に高く、これから到来する夏の蒸し暑さが少し心配です。日本の夏に近い暑さなのではないかと想像しています。この滞在期間中も、湿度の高さから頻繁に霧が発生し、街はサイレントヒル状態になっていました。

三宅先生のいるカリフォルニア州サンディエゴのカラッとした気候とは対照的なのかもしれません。しかし、このじめっとした空気がどこか日本の気候に似ており、ちょっと親近感も覚えています。
僕の所属する大学であるUniversity of Texas Medical Branch (UTMB)は1891年に設立されたテキサス州最古の公立医学教育機関で、ガルベストンと同じく古い歴史を持ちます。UTMBはガルベストンに本部を置いていますが、医療ネットワークはヒューストン都市圏を含むテキサス州南東部を中心に広域に展開しています。感染症研究や高度バイオセーフティ施設を有することで有名です。
ガルベストンキャンパス内には、UTMBの象徴とも言えるAshbel Smith Building(通称 Old Red)があります。

1891年に建設された赤レンガの建物で、UTMB創設期から残る歴史的建築です。テキサス州における医学教育の原点を今に伝える存在といえるでしょう。
歴史的建造物だけでなく、職員向けアメニティも充実しています。大学のすぐ横にUTMB専用のスポーツジム・プール・テニスコートが完備されており、職員価格の格安料金で利用できます。1日の研究が終わった後は、運動不足にならないよう、筋骨隆々の方々に囲まれながらせっせとジムで身体を動かしています。
このような環境の中で日々考え、過ごし、生活をしています。少しイメージが湧いたでしょうか。こちらでの研究はもちろんのこと、滞在期間中に奈良医大の後輩たちにも何か貢献できればと思っていますので、興味のある方はぜひご連絡ください。
以上、竹田がお伝えしました!
来月はまた三宅先生にバトンをお渡しします。よろしくお願いします!