第36回日本産婦人科・新生児血液学会において最優秀演題賞を受賞しました
2026.7.1
第36回日本産婦人科・新生児血液学会において、「婦人科領域における術後肺血栓塞栓症予防を目的とした早期低分子量ヘパリン製剤投与の安全性の検討」について発表し、最優秀演題賞(真木賞)を受賞することができました。

本研究は、婦人科手術後の術後肺血栓塞栓症を予防するために低分子ヘパリンであるエノキサパリンを術後早期から使用した国内初の前向き研究(特定臨床研究)です。
日本では、エノキサパリンが保険適用の制約から術後24時間以降にしか使用できません。
一方で諸外国では、術後の血栓予防は、術後どころか術前から投与することが各ガイドラインで推奨されています。
このギャップを埋めるべく、本教室の川口 龍二 准教授が発案したのが本研究となります。
今回私は、川口先生に指導いただき特定臨床研究の進め方や臨床研究の重要性を学ばせていただきました。その結果を学会で発表し、最優秀演題賞をいただくことができ、本当に感無量です。
この学会は産科DIC診断基準を考案した学会でもあります。そのような名誉な学会で賞をいただくことができ、今後もこの研究を広く発信し、進めていきたいと強く思いました。
ご指導いただきました木村教授、川口准教授、研究に協力いただいた婦人科病棟スタッフ、臨床研究センターの皆様、産婦人科学教室の皆様にこの場を借りて御礼申し上げます。

(脇 啓太)